予防歯科

予防歯科

歯を喪失する原因のほとんどが虫歯や歯周病です。虫歯や歯周病はそれらの原因となる細菌の感染症による疾患であることが判明しています。
今までは、虫歯や歯周病の治療に有効なのは「早期発見・早期治療」と言われ続けておりました。しかし原因となる細菌を減らさなければ、いくら腕の良い歯科医が治療をしても時間が経過すれば細菌の再感染が起こり再発を繰り返していきます。現状では20歳でたったの4%の方しか健全な歯を維持している人はいません。「削って、つめる」治療ばかりでは2次的な虫歯を予防できないので、再発、やりかえるたびに被せ物が大きくなっていきます。そして保存不可能となり抜歯され、その先には総入れ歯が待っています。

虫歯ができない、歯周病が発症・進行しない環境をつくりだして予防することがとても大切です。虫歯と歯周病をコントロールできれば歯を失う原因が劇的に減少します。
そのためには、病気の原因であるバイオフィルム(ばい菌のかたまり)を取り除く必要があります。奥歯の隅の方や歯と歯の間、歯と歯ぐきの間の溝にあるバイオフィルムは、ご家庭でのブラッシングでは取り除きにくいのですが、病気はたいていそこから始まります。今までに溜まっていたバイオフィルムや歯石を大掃除します(初期治療)。初期治療の結果、どのくらい口の中の状態が良くなったのかを調べ(再評価)、3ヶ月~6ヶ月に1度丁寧にバイオフィルムを取り除くメインテナンスをしています。専門的な器具を使ってバイオフィルムを定期的にクリーニングしなければ、健康に維持することは難しくなるのです。
こういった歯科医療システムは、まだ日本では新しいものですので、戸惑われる方もいらっしゃるかもしれませんが、歯科先進国では病気の情報について十分な説明を受けて、メインテナンスを続けることは歯科医院の常識になっています。

受付の写真
診療台の写真

西田歯科では歯科医師だけでなく専任の歯科衛生士にも患者さんを担当させていただき皆さんのお口の健康を守り、生涯自分の歯でいられるお口の環境づくりに貢献していきたいと考えています。


唾液検査

唾液検査で何がわかるの?

あなたの本当の虫歯の原因が分かります。

虫歯の原因は主に3つあります。これらを上手にコントロール出来れば虫歯は予防できます。

解説図

3つの条件が悪い方向に傾くと虫歯が出来ます。

虫歯の原因の組み合わせは人それぞれ違います。毎日、歯磨きをしていても虫歯になる人とならない人が居るのはそのためです。自分に合った予防法を見つけて虫歯になりにくいお口にしていきましょう。

あなたの食事回数は何回位?

食事をすると炭水化物やショ糖などで口の中は酸性になり歯の成分のリンやカルシウムが溶け始めます。<脱灰>

だらだら食べると、虫歯になりやすくなります。

  • 規則的な食事の解説図
    規則的な食事
  • 不規則的な食事や間食の解説図
    不規則的な食事や間食(お砂糖の入った飲み物)

唾液中にも菌がいます。

  • ミュータンス菌の写真
    むし歯の原因となる菌(ミュータンス菌)
  • ラクトバチラス菌の写真
    むし歯を進行させる菌(ラクトバチラス菌)

あなたの唾液の量と質は?

<唾液の作用>
洗浄作用
唾液は歯の表面やお口の中を洗浄します。
殺菌抗菌作用
プラーク(歯垢)という虫歯のエサの形成・発育を抑制します。
緩衝作用
お口の中の酸やアルカリを中和し、虫歯ができにくい状態に保ちます。
抗脱灰作用
歯の成分(リンやカルシウム)が溶け出すのを防ぎ、歯を強くするのを手伝います。

だから

唾液の量が多く、質が良いと虫歯になりにくくなります。

唾液検査を受けた後は?

あなたに合った効果的な虫歯の予防法を提案します。

今まで虫歯になりやすかったとしても、原因が分かればこれから先、虫歯にならに可能性を高めることができます。

むし歯にならない可能性のグラフ

唾液検査によって、あなたのお口の特徴がわかれば、生涯自分の歯を保てるように、手助けしていくことができます。10年後、20年後の自分のお口が今と同じ状態だったら嬉しいですよね!唾液は、お口の中で、とても大切な役割をしているのです。一度、唾液を調べてみませんか?

方法は簡単で痛みなんてありません!

味のついていないガムを噛みしめながら、唾液を出します。

検査解説写真

  • 唾液の量
  • 唾液の中和力
  • 虫歯の菌の数
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